精度管理への取り組み

加工工場・検査室は通年を通して20℃に設定しており、温度変化による変寸を最小限に抑えています。

加工現場にも3次元測定器を設置し、中間検査等必要に応じてすぐに測定できる体制になっています。

検査機器は番号管理と定期校正を実施しており、測定誤差を最小限に抑えています。


製品トレーサビリティへの取り組み

15年以上前から、レーザーマーカーにより、直接製品に弊社の識別ロゴとトレーサビリティナンバーを印字し、納品後も製品の識別と追跡を可能な状態にしております。それによって、もし不具合等があった場合でも迅速に原因の特定が可能です。

弊社のトレーサビリティーシステムでは「製作図面・加工手順・材料手配先・熱処理状態・加工者・表面処理・加工寸法・ご注文日・納品日・見積もり・納品書・請求書」など加工・製作に必要なほとんどの情報が追跡可能です。

お客様はトレーサビリティナンバーをお伝え頂くだけで、同じものを製作することも、一部変更して製作することも可能です。


データ保全への取り組み

社内で作成された各種データ・書類は超重要資産と捉え、紙ベースの資料と冗長化された社内ファイルサーバで一括管理されています。

更にファイルサーバーデータは毎日のNASへの定期バックアップ、社外サーバーへのバックアップを自動で行っており、データ保全に万全を期しています。

バックアップデータは差分バックアップで数日分取っていますので、変更を取り戻すことも可能です。

データの重要度に応じてアクセス権の設定がされており、データ改変を防ぐ取り組みを行っています。

PCの故障に備え、 マザーボード・HDD・入力装置は常に予備を持つようにしています。

それでももしクライアントPCが故障して使えなくなってしまった場合でも、クライアントPCにはデータを保管していない仕組みですので、PCを入れ替えるだけですぐに復旧できます。